日本では当たり前のようになってきた妊婦健診ですが、最近でも2人目、3人目の妊娠の際は受診が遅れる傾向があったり、未受診飛び込み出産も0件ではありません。
先月は大阪で発表されたデータによると、未受診妊婦に幼児虐待の傾向があるとされています。未受診=幼児虐待ではないですが、ご自分の健康管理、生まれてくるお子さんの健康管理は産後の育児や生活にも影響を及ぼすことが考えられますね。
各途上国でも医療ボランティアは妊婦の病院受診を勧めたり、母親学級等で母親への健康教育に力を入れ、その効果を発揮しています。(国境なき医師団の活動より)
私がボランティアに行っていたモロッコでも母子手帳の交付や母親学級の取り組みが根付き、病院で安全に出産する妊婦が増えているという結果が出ています。
途上国でも、先進国でも。
しっかり妊娠中から産後の身体に目を向けて家族全体の健康管理をしていきましょう!