助産所ブログ

赤ちゃんの体重、自宅で測定する場合と病院での測定の差。

今日は生後1ヶ月になるお子さんがいらっしゃるご家庭に訪問でした。

自宅にスケール(体重計)を買われていたので時折チェックされていたのですが、一1ヶ月健診での値とその一週間前に測った体重の値がほぼ横棒ということが起こりました。

出生体重から計算するとまったく発育ペースに問題がないのですが、後半の1週間で体重が横ばいになってしまったとなるとそれは問題です。

母乳の状態は確実に良くなっており、飲み方もとっても上手になっている。。。

『なぜ。。。!?』と思ったのですが、色々と原因がありそうです。

生後一ヶ月のお子さんの体重を計るときは100gでも大きな差になりますが、一般機器では0.5kg以内ならばたいていは検査合格ということになるそうです。そして2階よりも1階の方が重くなるといった情報や、地方によっても重力の掛かり方が違うため、国内でも3つのエリアで設定の仕方が違うほど誤差が生じるといったことが起こるそうです。

この方も一ヶ月健診の日に自宅で測り直すと病院での値と50g以上のズレが生じていました。

所詮、機械です。お子さんの飲みの状況や母乳の状況、排泄の状況など色々な事を総合評価していくことが大切ですね。

自宅にスケールをレンタルされる方も増えましたが、いつも同じ条件下で計ることを忘れないようにしましょうね。測り過ぎると数字に頼りがちでお子さん自身をみられなくなってしまいます。ご自身の感覚として『成長したなー』は大切なサインです!



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