産後クライシス 定義『出産から子供が2歳くらいまでの間に、夫婦の愛情が急速に冷え込む現象』(産後クライシス :ポプラ社 内田明香/坪井健人 著 より)
この本から学べる事は産後にどれほど夫婦の対話が重要かという事です。
『夫婦の対話??してる、してる。ま、どうせ理解してもらおうなんて思ってないけどね。』と思っているそこの奥様。
『夫婦の対話??そんな時間ないよ。子供が増えた分生活費も必要でしょ?仕事で忙しいし、がんばって働いて、子供と休日に遊んでる自分はイクメンだぜ。』と思っている旦那様。
すれ違いは既に始まっているかもしれませんよ。
同時期の子供達は愛情によって心の成長を必要としているとても大事な時期です。だからこそ、パパ、ママ、今の状況を諦めないでもっと絆を深めましょう!
本の概要はこちらを見るとさっと理解できます。あれあれ?!ウチはもしかして産後クライシス?と感じた方。乗り越える秘訣は愛情があるうちに、だそうです。善は急げ。
奥様へ:疲労や不安を言葉にしてちゃんと表現する。パパが協力しようとしてくれた事を6割しか達成していなくても褒めましょう。あなたが育児方法を学ぶ時期に同時にパパと学べる環境をつくりましょう。
旦那様へ:育児の主体は奥様であるという考え方そのものを捨てましょう。ママと一緒に育児を積極的に学ぶ心構えを。育児の大変さを理解して、ココロから感謝の気持ちを表現する。時には社会資源や家電を活用して家事育児そのものの負担削減を提案するのもあり。
繰り返しますが、産後クライシス(危機)を乗り越えた家庭は愛情や絆が強まります。子供のかわいい寝顔を見ながら『今一番大切な物は何か』を話し合ってみるのはいかがでしょう。