平成25年度のお仕事復帰を目前に卒乳をお考えというお問い合わせが増えてきました。母乳育児が推奨される中、母乳育児をスムーズに行う支援やその後の社会復帰に向けての支援が充実されない証拠かもしれません。
『仕事復帰』=『卒乳』
ではありません。
しかし、『仕事復帰=卒乳はダメ』でもありません。
母乳育児とはいえ、育児は母乳をあげることだけではなく、オムツを変えたり抱っこしたり、離乳食を作って食べさせたり、遊んだり、おさんぽしたり、、、などなど山ほどあります。
その中の1部である母乳育児に固執しすぎてしまうと、その他の育児や私生活までに影響を及ぼしてしまうこともあるのです。
お子さんの心身の健康、お母さんの心身の健康、そしてご家族全体の心身の健康のバランスがとても大事です。それは、お友達と同じ時期に卒乳を迎えることや何歳になったからといった数字にとらわれていては解決しません。
母乳の状態も個別性、極端にいえは左右それぞれでも差があるので、色々な状況を評価してバランスを保てるような母乳継続や終了までのプランニングが行えることをお勧めします。言うまでもありませんが、お子さんの成長も個別性がありますね。
方向性を悩まれている方、ぜひ一度ご相談ください。